思い込みだということに気づけば、生きるのがラクになる
お正月は夫と初詣に行き、
そのあとでお墓参りをして帰る、というのが我が家の毎年の行事です。
初詣に行けなくて落ち込む夫
でも夫は退院はしたけれど、あまり体調がすぐれない時もあり、
今年のお正月は出かけることができなかったんです。
そうとうガッカリしたみたいで
「行きたかったな・・・」と落ち込む夫。
私が、
「行くのは別にお正月じゃなくてもいいじゃない。」と言うと、
「お正月に行くことに意味があるんだよ。」
と夫は答えました。
だけど本当にそうなのかなあと私は疑問に思います。
確かに、お正月は特別な日ですし、
私にはわからない、いろんな思いも夫にはあるでしょう。
だけど、
”お正月に行くことに意味がある”
そう自分で決めてしまったら、
お正月以外の日に行くことに意味はなくなってしまい、
ああ、行けなかった・・・残念だ・・・と落ち込み、
- 年の初めにお墓参りに行けなくてご先祖様に申し訳ない、とか、
- 来年のお正月は生きてるかどうかわからないのに、とか、
悪いことばかりを考えてしまうんですよね。
こだわりは思い込みとも言える
私は夫に、
「それは思い込みだってば。
お正月じゃなくても来週、行ったっていいでしょ?」
と言いました。
夫は結構、いろんなことにこだわりを持っていて、
”こうでなければダメだ”
みたいに思っていることがたくさんあります。
でも私が見ている限り、そのほとんどが思い込みなのです。
自分が作ったルールで苦しんでいるのでは?
私も昔は自分に厳しかったので、
自分が決めたルールに縛られているようなところがありました。
だから夫がそんな風に思う気持ちもわかります。
だけどそれは、あくまで自分が決めたことであって
そのルールを少しゆるくするだけで心がラクになるんです。
体調が良い時に行けばいい。
お正月をはずして行った方が混んでなくてゆっくり出来るという考え方もできる。
別に年の初めにお墓参りしなくたってご先祖様は怒ったりしないしね。
来年、生きてるかどうかは私にもわからないけど、きっと大丈夫^^
(夫だけではなく私だってそう。誰だって来年のことなんてわからない)
おわりに
これは、こうしないといけない、こうするべき、と、
自分が当たり前と思っていることが思い込みであることは多いものです。
心がツライとか苦しい時にそのことに気づくと、
生きるのがラクになりますよ^^