10年越しの憧れの思いを、ミシンと一緒に捨てました
憧れの思いと一緒に、ミシンを断捨離しました。
約10年前に買ったミシン
10年くらい前にヤフオクで安く買いました。
だけど数回使ったものの、
しばらく時間が経つとボビンの巻き方がわからなくなり(笑)押入れの奥にずっとしまってあったんです。
実は私はお裁縫が大の苦手。
手縫いでボタンつけやほつれを直すくらいは出来ますが、ミシンを使って縫うのが苦手です。
だから家庭科のお裁縫の時間が大嫌いでした(笑)
そんなに苦手なら最初から買わなければいいのに、って思われるかもしれないですが、ミシンを買ったのには理由がありました。
ミシンが使いこなせるようになりたい
私が独身時代に勤めていた会社の上司の奥さんは、裁縫の腕がプロ並みでした。
そのことは知っていましたが、
ある日、上司は奥さんが作った背広を着て出社したんです。
背広を手作りするなんて、スゴイ!!
私も将来、結婚したら、だんなさんに手作りの服を作ってあげられたらいいなあ。
そんな風に思ったのがきっかけで、洋裁教室に通い始めました。
でも苦手なミシンを使って縫い物するのは私には容易ではなく、なかなか上達せず、洋裁教室の先生に教えてもらいながら相当な時間をかけて、スカート1枚縫うのがやっと。
「買った方が早いわ~」そう思って教室はやめてしまいました。
だけど心のどこかに、いつかミシンが使えるようになったらいいな、という思いがあり、その思いが消えることはありませんでした。
それくらい手作りの背広は私にとって、すごい衝撃だったんです。
憧れてたけど私には無理だと10年かけてわかった
その後、服を縫うのは私にはムリだったけど、せめて可愛いバッグや小物なんかが作れたらいいなと思うようになりました。
趣味でそういうものがミシンでササッと縫える女性は素敵♪
上司の奥さんと重ね合わせて、そんな女性に憧れていたんですね~。
ちょうど今から約10年前頃、布ナプキンを手作りしたくて、思い切ってミシンを購入。
それが今回、処分したミシンです。
数回、使いました。
布ナプキンを何枚か縫ってみて、初めてミシンを使うことが楽しいと感じました。
だけど冒頭に書いたようにボビンの巻き方がわからなくなり、そのまま放置・・・。
10年の月日が流れました。
10年もの間使わなかったミシン。
この先も、たぶん、このミシンを使うことはなさそうです。
憧れの気持ちはまだあったけど、私はそんな女性にはなれそうもないと気がつきました。
なので思い切って処分することにしました。
ミシンが使いこなせる女性になりたいという憧れの思いと一緒に。
おわりに
何かに憧れたり夢を持ったり。
それらが叶わないことは少なくないけど、叶えるために努力したことは決して無駄にはならず、良い経験、良い思い出になります。
結局、私はミシンが使いこなせる女性にはなれませんでした。
だけどそうなりたいと思って洋裁教室に通ったり布ナプキンを手作りしたことなどが懐かしく思い出されます。
そして自分なりに(ちょっと)努力したことを今、褒めてあげたいです。
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